最近少し意図的に厳しくしている理由は、本人の自律の前段階として親のしつけについて来られるように、というのがある。
自分が自分に最も厳しく出来るが、その前に「ルールを設け、それに従う」という経験を積むことが後の自律の糧になると考えている。
だけど今日は無下に叱り過ぎた。
食事時にはいつもなるべく穏やかに食べるよう導いているつもりだが、それで娘もいつもなら何でも好き嫌いもせず旺盛に平らげるのに、今日はふざけたりぐずったり椅子にまっすぐ座らないことに加え、食べものを両頬にしまいこんだまままったく噛もうとしなかった。
口に物をいれたまま話さない、ということも教え続けてきた矢先、めいっぱい頬張ったまま声を張り上げて話すので口の中のものが盛大に飛散。
いつもなら特に苦労なくできている(本人はやろうと思えばできる)ことをやろうとしないのに業を煮やしたわたしが、声のボリュームも大きく、まるで大人に話すように一気にまくしたてた。
一瞬びっくりした後ウワーーーンと泣き始めた娘を見て我に返った。
泣く娘を抱きしめ、無為に自分も涙を流してただ悔いていると、ぽんぽんと頭をなでて「だいじょうぶ?」と娘が言う…
してしまったものは無かったことにはできないが、今日はおかずを食べさせるのではなく、娘の好きなアンパンマンふりかけと白飯でおにぎりを作ることにした。
娘は、美味しそうに食べながら、7冊ほど一緒に本を読んだ。
まるで怖い思いをしたことなどないみたいに屈託なう笑うのでよけいに泣けてくる。
無条件に愛されているのはいつも親の方、というようなことを誰かが言っていたが、本当にその通りだと思う。
この愛情と存在の尊さに少しでも報いられるよう、もっと親として成熟しなくてはならない。