昨晩のことだが、入浴前の娘が
「今日は指先にお傷があるからお風呂に入ると痛いと思う…」
といいながらぽろぽろ泣き始めてしまい、そのあまりの可愛らしさに呆然となった。
怪我にお湯が沁みる恐怖でお風呂を嫌がった記憶が、わたしにもある。
今はちょっと痛いだぁ?そんな細けぇこたぁいいんだよ!みたいに、気にも留めずザーッと入ってしまう。
この時期にしかないこういう必死な感性を、親だけが見せてもらえるのだ。
本当に時間が惜しい。
かなうなら、1日60時間もらってこういう瞬間をひとつひとつじっくりと集めていきたい。
そんなことは無理なので、愛おしさとたまらなさを耐えて抱きしめながら風呂に入った。