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今年何度目かのピクニックの記録

少し遠くの、2年ほど前に娘と来た公園に、娘と息子と3人で足を延ばした。
最近隙あらばピクニックばかりしている。
大人はともかく子らにとって、夏は暑すぎて脳にとって危険、冬は寒すぎて呼吸器官にとって危険という認識なので、とにかく春と秋は可能な限り日光を求めて外で遊ばせる。
息子が先週木曜からアデノウイルスに罹患し右目が赤く充血し、平熱で活気はあるものの、目だけがいまいちなおらない。
とはいえずっと家の中に閉じ込めておくわけにもいかず、娘にも気の毒なのでということで予定を組んだ。夫が居ない時は大抵ベビーカーを使うが、今回はバスにも乗せようと抱っこ紐装着を想定し、前日からランチを仕込み、持ち物点検をし、晴れを願った。
晴れた。
出向けば、子らもわちゃわちゃなるためそれなりにてんやわんやであるしわたしも時々鬼軍曹のようになり、季節の趣を楽しむ暇などあまりないのだが、今日はとにかく気候が良かった。
・とにかく広い園内は、普通に散歩するだけで子どもたちにとっては冒険であるようだった。
最初に階段を上り、山を下り、川を渡り、アスレチックを楽しみ、ランチを取り、その後はまた山を登り頂上に辿り着き、一気にふもとまで下り、もう一度ゆるやかに上りながら遊具コーナーで遊び、雑木林に囲まれた長い遊歩道を歩き、途中でおやつを食べさせ、風が冷えてきたあたりでバス停に戻った。
バスでの移動を除いた合計時間はおよそ4時間程度だった。
・娘は、バスを降りてからずっと息子の手を繋いでくれていた。
最近アニメの『ペネロペ』シリーズにハマり、しとやかな言葉遣いを体得した娘。
穏やかに弟に語り掛けるものの、おかまいなしに走り出す息子に振り回されていた…
・園内は山や川もあり、手入れの施された山林のような過ごしやすさがあるが、それだけに幼児には注意も必要だった。
息子は季節をとわず水をみつけるやいなや飛び込もうとするため、後ろから猫の子どものように首根っこを掴んでコントロールした…
・アスレチックでは息子が他の子を威嚇し、玩具を使わせないようにしていて案外攻撃的であった。
これは常々思うのだが、息子は元来気が優しく、本人にストレスがかかっている状態の時以外は他者に穏やかに接する。
おそらく本日見た様子では、最近の家に閉じ込められがちな状況(療養ゆえ)や、園での迎えが遅くなる傾向が影響しているだろうと思う。
息子に寂しい思いをさせてはならないといつもながら反省する…
・娘は、ターザンロープのジャングルジムであっという間に夫よりも背の高い領域まで登り、安全に降りる術も体得しているようだった。
わたしの幼少期からは考えられぬほどの活発ぶりに感心してしまう。
・娘も娘で、めいっぱい遊びたい欲求が叶わない場面もあった。
わたしと追いかけっこがしたいと言うものの、他に大勢子どももいる中で息子を放っては置けないから今はできないよと伝えたのだが、直後に失踪。
血眼で探して叱ると、「だってママが追いかけてきてくれるかなって思ったんだもん…」と泣きそうになっていた。
心が痛い…でも本当に、はぐれたかと心臓が潰れる思いだった…
・大変なこともあったが、総じて2人がアクティブで楽しそうで、娘は自律的になっており、息子は自由で活発な様子を見られて学びが多かった。
黄色や赤に染まり切らない、ゆるやかな木々の色づきに心癒された連休最終日。
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娘の「まま傘おとなりしよー?」がうれしいので雨の日はウキウキでビニール傘を持って出てしまう。
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パンが好きすぎる息子「パン…パン!!!(もうおしまいよと言われ)パァン〜〜〜〜〜…パンンン!!!(おにぎりにしときなと言われ)パンがぃぃ………パン…ううぅパン…」
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先にベッドにいかせ、寝ててよいからねと言ったのに、わたしが来るまで待っていた娘。
隣に身体を滑り込ませるとニッコニコで腕を掴んで抱きしめながら「娘ちゃんママのことだーいすき!」と小声呟き、速やかに眠りにつく。
こんな天使がこの世に存在している事実、凄まじすぎる…
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息子の体重があまりにも増えない(半年前からマイナス)なので、太るには菓子パンだという説を信じて毎朝与えていたらあっという間に0.5キロ増。
これからしばらくの間は、息子の身体は菓子パンで構成されることになるかもしれない…
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週末は、今年2度目の花屋敷へ。
母の大学のサークル仲間で、数えればもう15年を超える付き合いの友人たちと、各々の子を連れて出向いた(感慨深すぎる)。
娘は相変わらず、他所のお母さん大好きなので少しヒヤヒヤしたが、本人なりに小さい子に優しくしたり、自己節制したりと成長が見られて密かに感動した。
息子は、わたしが他の子(ふたりとも奇跡の同世代)に微笑みかけたり撫でようとすると怒る。
きみそんな嫉妬深かったんか…と思うなど。
なんにせよ宝物のような時間である。
大人3人子ども4人の組み合わせでは、食事中と言えどゆっくり会話するなどは不可能であることもわかってよかった(笑)。
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子どもたちと、レジャーや旅行に行くのもお出かけも、習い事の発表会などももちろん楽しい。
だが自分が死ぬ前に『もう一度味わいたい』と強く狂おしく願うのは、おそらく寝かしつけた後のこの空間と時間だと思う。
規則的に上下する胸や呼吸の音、時々ゆれるまつ毛、丸い手足、体温…5年経ってもずっとずっと神秘で愛おしい。
この体験を毎晩味わえることに、心から感謝している…
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息子、黒ひげ危機一髪にハマっていて可愛い。
一つ一つ剣を樽に刺すこと自体が好きらしく、肝心の人形が飛び出す瞬間はスルーである。
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娘はよく寝言をいうが、今日は夜中あきらかに、怒りながら唸っていた。
抱きしめて撫でながらどうしたの、何かあった?と尋ねても、イヤイヤと首を振る。
何もないわけはないだろう…と、嫌な夢でも見た?と尋ねると、小さく首を縦に振る。
悲しんだり恐怖するのではなく明らかな「怒り」を感じさせる声だったため、誰かと喧嘩したのかと尋ねたら、「弟くん…」と言う。
今日は、帰宅してから3回ほど激しめの喧嘩があった。
最近は明らかな仲裁に入るよりも先に暫くの間様子をみることが多いのだが、今日の喧嘩は早々に娘が絶叫するため、3回とも早い段階で間に私が入った。
息子も息子で、最近はコミュニケーションを取りたいが言語が不十分なストレスがある日常(所謂まっとうなイヤイヤ期)で、手が出ることがある。
女子と比べて力も強いので、素手ならまだしも、おもちゃを持ったままやりあえば普通に痛い。
そのたび、息子に切々と叩いたら痛いこと、優しくなでなでしようねとなだめる傍ら、娘の手を一緒に取り一緒に深呼吸して落ち着けるように試みた。
一見、有効であったように思う。
一般的なアンガーマネジメントの手法であるし、娘のそれでケロッと「なにこれ、すごーい!」と目を丸くしながらリフレッシュする様子も見られた(と思う)。
それでも結果3回、激しめの喧嘩が起こったという日だった。
寝る直前、毎晩のように二人を抱き寄せて大好きだよと告げた後、娘に向き直って本当に大すきだよ、と話した。
娘は「娘ちゃん”だけ”のことが大好き?」と聞き、わたしが一瞬回答に詰まっていると「弟くんも大好きでいいよ~!」と笑っていて切なすぎて、世界で一番大好きだよと強く強く抱きしめた。
だけど、全然足りなかったのだと今はわかる。
今日でなくとも、娘の胸中や口に出さぬ想いを想像すると時々胸が潰れそうな気持ちになる。
他の子と遊ぶとき、他の子がわたしに甘えると「娘ちゃんのママだけど!?」と怒るこの子にとって、弟は今どんな存在だろう。
新生児の頃のように未知で不気味であったり、0歳児期のように憎しみを抱くような感じは、正直見受けられない。
だが、一緒に遊んで楽しい場面がいくらあれど、確実にストレスは蓄積されているのだと今一度認識した。
同時に、今そういう感情があったとしても、将来的に互いが互いを居て良かったと思える日が来るように、親としてもっともっと精進する必要があると改めて思う。
殆ど寝ぼけてのやり取りだったから娘が利いていたかどうかわからないが、ここにもう一度書く。
世界で一番大好きよ。
わたしも、パパも弟も、あなたのことが一番大好きでずっとずっとずっと愛してる。
ママはあなたが困った時や悲しい時、他の何をおいてもあなたを助けに行くし、絶対に傍にいる。
だからどんな時も打ち明けて頼って欲しい。
明日があなたにとって、幸せな日になりますように。