小さい子のフォルムって本当にきれいごとではなく、どんな子も完璧に可愛くて凄い。

シンプルな構造の肢体の先の小さな手足、頭は丸みをおびて柔らかな毛髪がはえており、産毛や爪が太陽に透けると金色に光る。

生まれたとき人間は完璧で完全な存在で、その先社会で生きるなかで病んだり毒されたりしていくというのが正しいのではないのか。

病み方や毒され方が美しいかそうでないかの違いだけがあるみたいだ。

…というのを、プリンセスの衣装のまま公園のジャングルジムに登ろうとする娘とその周りの幼児たちを見ながら茫々と思った(登るのは止めた)

新生児期から1歳半くらいまで添い寝では絶対に寝ない侍だった娘、昼寝のとき後ろから抱きしめて頭を撫でていると遊びたくてぐずっていてもすぅっと寝落ちるの可愛すぎるな…

元気に暮らしている。

わたしの腹が日に日に大きくなり、動ける範囲が狭くなり、娘には存分に走り回らせてあげられたりはしていないが、できる範囲で公園に行ったり、一時保育に参加させたりしながら過ごしている。

わたしが仕事を片付けている最中の「えりんー。だっこー。」が可愛すぎて、毎日泣きそうに…

弟のものがどんどん増えるが、あなたのものも増やそう。

二人とも愛を感じて生きてくれたらいいな…

寝る準備をし始めると「えりん…歯が痛いの沈」と言う。

少し前にもあり、大急ぎで歯医者に連れて行ったが異常はなし。

痛いというとわたしが飛んでいくので不調を訴える術を覚えたらしく、今日は「お目々いたいの…まゆげも痛いし、お腹も痛いし、足も痛いし、歯も痛いの…」と言っていた。

まゆげ?!

前から考えていることではあるが、息子が生まれたらこれまで以上に娘には時間を割いて愛を注ごうと、最近一層思う。

娘はたぶん、あっさりしているようでわたしより幾分寂しがり屋さんだ。

寝かしつけを終えてベッドに運ばれてから、ぬいぐるみがほしい、絵本がほしいと、何度かに分けて要望を伝えてくる。

わたしが持ち寄りに応える間は、寝かしつけが終わらないことを知っているからだ。

穏やかに眠ったようで、起きたときには指をくわえていたりもする。

今でも少し寂しがらせてしまっているのかなと思う…

母はあなたのことを世界で一番愛していますよ。

どうやったら伝わるかなぁ…

朝食に加え、最近は入浴と歯磨きを夫に任せている。

だけど任せるたびに、バスルームで娘がギャン泣き…

「いやだいやだ、えりんとおふろ〜!!!!!」

「パパおしまいにする!!!えりんえりんえりんだっこだっこだっこ〜!!!!!!!」

という絶叫が聞こえてきて、若干申し訳なくなってくる。

夫はわたしよりもむしろ丁寧だし安全面には特に配慮してくれる。

もちろん娘の言葉にびびって最初は何をしているのかと見にも行ったが…たぶん、たぶん、娘が駄々をこねている。

双方のために、早く慣れるといいなぁ。

娘がめずらしく「ピザ食べたい!!!」などと自分の食べたいものを口にするので、よっしゃよっしゃと夕食に出した。(冷凍の品)(今作る元気はない)

自分で皿から奪い、口の周りと手指をトマトソースで真っ赤に染め上げて完全にドラキュラの仕上がり。

たまらん愛おしさで永遠に見ていたい。

わたしがベッドで療養しているので、そこまでピザを片手に駆け上がってきてシーツがだいぶピザのにおいになった。

たまらん愛おしさで永遠に見ていたい。(再)

ラプンツェル見せるときはドレスを着せてあげるのだけど、今日はままごとで使う大きめのフライパンまで出して欲しがり、ふりまわしながら見ていて完全になりきってて本当にかわいい…きみこそ世界一のプリンセスだよ…

娘の切りっぱなしみたいなうなじが可愛くて可愛くて仕方がない…寒くてお腹痛くて全く外に出れてなくて申し訳ないのだが、何だか今日は彼女も眠そう。

胎児は、完全に膀胱のうえあたり居座ってもうこれはたぶん、前駆陣痛ではないかと…もう少し胎内にいたまえ。