息子が珍しく、夜泣きらしい夜泣き。
というか、ここ数日時々あった。
そのたび水分補給させて再入眠させると穏やかにまた眠るが、昨晩は違った。
手渡したお茶をひっくり返し、いつも好んで飲むイオンドリンクも拒否。
こういう時はまず体調不良を疑い色々試すが、おそらくそうではなさそう。
泣き方が、それほど激しくはないのにどこか怒りに満ちている。
抱くと一旦暴れるが、やさしく包むように背中をトントンすると落ち着いてくる。
下ろそうとするとまた怒って泣く。
脳裏にちらつくのは「もういい加減にして」という言葉だった。
もちろんまだ息子はそんなふうに話せないし、そんな言葉を使うはずはない。
たけど、あぁここ数日の過ごし方から、堪忍袋の緒が切れたのだなぁとなんとなく思った。
我が家の方針は、基本的に長幼の序。
娘を先に着手させ、息子はその間待たせることも多い。
加えて、5月からは4時間前後の登園になり、娘のやりたがることを優先的に叶えてきた。
息子は、園でしていた遊びを途中で切り上げられる機会もあったかもしれない。
我が家でわたしが真っ先に思い至るのは昨日の砂場遊びで、元々娘が昔使っていたおもちゃ(大量にある)を持っていったが、息子にとっては帯に短し襷に長しの状態だったと推察する。
娘ほど高度な遊びはできないが、娘のペースに合わせて砂がどんどん形を変える。
ふだん、娘の方針に合わせるのは息子が案外それにも順応するからだが、昨日は少しつまらなさそうな、混乱と退屈の混じった顔になっていた。
とはいえ、わたしも一人で二人を見るため時間がくるとなだめて遊びを切り上げて帰宅する。
明らかに息子が疲れていたため、大好きな入浴も短時間で済ませた。
寝かしつけは娘が「抱きしめてよ!」となるので、息子にはいつも片腕しか触っていられない。
本人の中で「もうちょっと…」が溜まった結果の夜中の覚醒だったかもしれない。
別室につれていって、昨日娘が頑なに貸さなかった砂場のおもちゃの大きなジョウロを手渡すと、うれしそうに手にとって観察し始めた。
寝る前だったが、息子の好きなアイスを一緒に食べながら、好きなおもちゃを引っ張り出してきてしばらく2人で遊んだ。
ごめんね息子くんのやりたいことも沢山あったよね、次からはもうちょっとゆっくり遊ぼうね。と話すと、コクコク頷いていた。
息子は、娘のように常に自分をみて欲しがるタイプではないが、やることは極力中断させずに居ようと思わされた。