娘と雪

昨日は娘にとって人生初雪だった。

クリスマスもあまり派手な飾り付けはしていないし、正月もコロナで縮小気味。

絵本や映画で雪の存在を知ってはいるから、近々せめて東京あそびマーレのスノータウンでも連れて行ってあげたいと考えていた矢先の大雪、予想を上回る白銀。

仕事を終えて家に戻り、昼寝から目覚めた娘を窓のそばにつれてゆく。

みてみて雪よと告げると、一瞬不可解な顔をしていたのが、ぱぁっと合点がいったような笑顔になった。

我が家を出てマンションのメインエントランスに向かう道すがらも楽しそう。

通りに出て真っ白な世界を眼前にみとめたときには、驚きとワクワクの詰まった何とも言えない表情に。

「ゆーきだー!」

傘をさすのも危険に思えたので、2人で厚着して防止や手袋を装備して外に出た。

5分程度で帰宅する予定だったが、娘がジタバタとはしゃいで夢中だったので、可能な限り行きたいところまで行かせることにした。

車通りのない裏路地から公園へ、そこから住宅街へ。

ぎゅっぎゅと踏み固まる感触が新鮮らしく、足踏みするように歩く。

時々子犬のように空を見上げては、雪の結晶が頬や鼻先にふりかかるのを、目を細めて楽しんでいた。

きみはあと何回そんな可愛いリアクションを見せてくれるのだろうか…

世界を知っていくとこういう感動は薄れるものだろうが、わたしは娘と生きることで、そういう感動を再び味わえている気がする。

結局、20-30分程度歩き、カフェで温かいスープでも飲ませようと入店しかけたところで再び「ゆき!いやだぁぁゆき見る!」と駄々をこねられ、濡れて冷たくなりかけた格好そのままで岐路に着いた。

東京なのでせいぜい積もったところで5センチ程度だが、良い経験になった。

東京あそびマーレサンは…どうしようか未だ迷っている。