イヤイヤ期まっさかりの息子、なにやら大人の口調を真似しながらよくわからないことを口走りつつ最終的にいつも「…っこ!」と抱っこをせがみ、それが叶わないとなると怒って泣く。

わたしが夕食の準備中などで手が離せないと怒りすぎて咳き込んで、さらに怒る。

もちろんその間も声をかけながら無視しているわけではないのだが、短時間であろうととにかく声が枯れるのではないかという勢いで怒り泣く。

夕食を持っていって一緒に食べ始めると、ケロッとしてまるでそんなことなどなかったかのように「あむ!おいしぃ!おいしいね!んふふ」と笑い始めるので申し訳ないがこちらも笑ってしまう。

控えめな性格が、損をしていると思わないようにわたしのもてるリソースは精一杯使いたい。

娘、毎日宿題のプリントを指定の3倍近くやる。

それが終わってからアルファベットの筆記もやりたがり、やると覚えも早い。

根幹にあるのは明らかに「褒められたい」だなとわかるので、とにかく褒めちぎる。

もう覚えたの、すごくない?!賢いねぇしっかりしてるねぇ!と言うと得意げにふふっと笑って、発音を披露してくれる。

眠くなるまでやってからベッドに行くとき、目をこすりながらご褒美のカード4枚のうち1枚を取り出して「これママにあげる。プレゼントね…」と言うから泣いてしまった。

大体のことは自分が一番でありたい、唯我独尊な彼女が、わたしにはこうして時々、見返りなく何かをくれたりプレゼントを作ったりしてくれる。

この子にとって親がどれだけ大きな存在なのかを毎日思い知らされる。

こんなに尊い存在がこの世に存在しうるなどと、生むまでわたしは知らなかった。